Sunday, April 28, 2013

ヤギさん英語、その5: ナイーブ

ヤギさんは昔、「ナイーブ」という名のボディーソープを使ったことがある。

商品名なのに、あまりいい意味じゃない言葉を名前にしているのが不思議だった。


そしたら、日本では「ナイーブ」、若干ちがう意味だということをヤギさんは知った!

Naiveはもともとはフランス語だが、英語でも 形容詞として普通に使われている。意味は「世間知らず」、世間知らずなために無知だったりすること。

ぱっと思いつく例は、サウンド・オブ・ミュージックの"Sixteen Going on Seventeen"の歌詞の一部:

I am sixteen going on seventeen
I know that I'm naive

自分は16歳で、ナイーブだということは分かってる、という意味。

ゴッドファーザーでも、マイケル(アル・パチーノ)とケイ(ダイアン・キートン)のこんな会話がある:

Kay:   You know how naive you sound? Senators and presidents don’t have men killed.
あなたはどのくらいナイーブなこと言っているか分かってる?政治家たちは人を殺させたりなんかしない。
Michael:   Oh. Who’s being naive, Kay? 
あぁ、誰がナイーブだって?
(ヤギさん通訳ゆるくてすみません)

結局、ケイは政治家たちはマイケルたちみたいに人殺しにはかかわらないと言って、そうだと思ってるマイケルはナイーブだと。だけど、マイケルは政治家たちが人殺しにかかわらないと思っているケイのほうがよっぽど世間知らずだ、と。

まぁ、ここまで究極なとこまでいくと、どこまでがナイーブで、どこまでがただの普通の人かが分からなくなってしまうが...


とにかく、英語でnaiveという言葉をつかうときは、いい意味ではない、世間知らずという意味だということです☆いい意味もこもった「純粋」とかがいいたいときは、innocentをよろしく☆

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